夏休みの自由研究か絵画の宿題にいかがですか?cafecico的 HDRの色付け解説♪
「Photomatxでは色薄めに処理して、後処理で色を出す」
以前からこのブログで「テストに出ます!」と
公言しているHDR作りのポイントです。
では、どのくらい薄く合成しているのか?
このぐらいです。
Color Saturation 30% 程度の
ツヤのない画像。
これが逆に後処理で粘って階調を引き出せる元になります。
この状態の画像を一旦、JPEG に出力して、Photoshop (Elements) へ。
Phoshopでレイヤーをコピーしたら
いきなり、プラグインの Topaz Simplify 4 で、色を増幅させます。
そう。最初に薄く処理したのはこのため。
Topaz Simplify が、いとも簡単に色を劇画チックに増幅してくれるため、
破綻しないように薄く処理しています。
使用するパラメータは「カトゥーン by D.Pacheco」。
このままOKして、新しいレイヤーにします。
このレイヤーを 50% ぐらいに薄めるとこんな感じ。
だいぶ完成に近い色に近づいてきました☆
ただ、このままでは、汚い色も増幅されているので、色を個別に調整。
「色相・彩度」の調整レイヤーを使って
不要な色の彩度を下げていきます。
今回は天井に含まれている「黄色」をダウン。
すると、黄緑もダウンしてしまうので、
残したい部分をマスクします。(下の画像右上の赤いところです。)
いよいよ完成に近づいてきましたね♪
最後にトドメの1発。これまで作った画像を1つのレイヤーにして
それをコピーしたレイヤーを重ねて「オーバーレイ」でブレンド。
このオーバーレイしたレイヤーも、
深く沈みすぎた部分を黒やグレーでマスクして元に戻していくと、
色もキレイに再現されたHDRが完成します。
いかがでしたでしょうか。
このPhotomatix と Topaz Simplify を使ったHDRの色付け工程、
途中で、色んな方向に変化させることができるので
系統づけて整理していくと、夏休みの自由研究にいいかも♪
出力した画像をカンペにして、絵画の宿題を仕上げるのも
良いかもしれません。(*ノω・*)テヘ
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