HDR – 暴れた黄色を抑えこむ3つの方法。
Photomatix で color 値を上げると、白い壁が黄色くなることありませんか?
周辺の青や緑は強調して表現したい。でも、赤や黄色も必要以上にしゃしゃり出てくる。。。
そんな時のPhotoshopでの対処法をまとめました。(*゚▽゚)ノ
1.黄色の彩度を落とす。
これは、先日「HDRの制作過程で暴れた色を抑えこむ方法」でポストした手法です。
単純に色相・彩度の調整レイヤーで彩度を落とすだけですが、赤には非常に効果的です。
2.覆い焼きツール
これは以前、Architectural HDR の doikenさんに教わった手法です。特に白い壁を白くするのに効果的です。
ただし、ムラが出やすいのと、やり過ぎると白っちゃけるので、職人的なタッチが要求されます。
ていうか doiken さんの白処理がネ申すぎる。。
3.黄色の明度をアゲる。
今回のHDRに使った手法です。
黄色の場合は、彩度を落とすよりも明度をアゲるほうが、全体が暗くならずに暴れた黄色を処理できます。
今回は、上の3番目の手法で、奥のビルとアーチ天井の支柱を処理しました。
(左側のウッド調の部分はマスクしてます)
被写体は茨城県民目線で見た東京ミッドタウン。サムヤンの魚眼でHDRするようになってから、すっかり天井フェチっす。( ̄∀ ̄)・:*:
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制作ツール : Photomatix Pro 4.0 / Topaz Adjust 4 / Photoshop Elements 9
ディスカッション
コメント一覧
屋外の白は太陽光が反射するので確かに黄みがかりますよね。屋外の白はHDRにすると汚れが目立ちますし。
十二番館の白色は太陽光にかなり照らされてたのでその色を活かした感じに仕上げてます。
被写体や状況によっては白色は露出が高いと見なされたり、逆に黒色はレンジが足りないと判断されたり難しい色だと思います。
赤やLEDの青い光はメーカの機種によって飽和度が違う気がしますがよくわかりません(笑)
こんにちは。
あの白は自分にはどうやっても出せないっすね。
神技です。
自分、大抵の場合、汚れた白か、薄くメリハリの無い白かの2択になるので。。
撮影時の色あわせにコツがあるのかなぁ。
奥が深い色です。