夏休みの自由研究か絵画の宿題にいかがですか?cafecico的 HDRの色付け解説♪

2017年6月25日HDR 作り方とテクニックTopaz Simplify, 常磐線,

「Photomatxでは色薄めに処理して、後処理で色を出す」

以前からこのブログで「テストに出ます!」と

公言しているHDR作りのポイントです。

 

では、どのくらい薄く合成しているのか?

このぐらいです。

Color Saturation 30% 程度の

ツヤのない画像。

これが逆に後処理で粘って階調を引き出せる元になります。

この状態の画像を一旦、JPEG に出力して、Photoshop (Elements) へ。

Phoshopでレイヤーをコピーしたら

いきなり、プラグインの Topaz Simplify 4 で、色を増幅させます。

そう。最初に薄く処理したのはこのため。

Topaz Simplify が、いとも簡単に色を劇画チックに増幅してくれるため、

破綻しないように薄く処理しています。

使用するパラメータは「カトゥーン by D.Pacheco」。

このままOKして、新しいレイヤーにします。

 

このレイヤーを 50% ぐらいに薄めるとこんな感じ。

だいぶ完成に近い色に近づいてきました☆

ただ、このままでは、汚い色も増幅されているので、色を個別に調整。

「色相・彩度」の調整レイヤーを使って

不要な色の彩度を下げていきます。

今回は天井に含まれている「黄色」をダウン。

 

すると、黄緑もダウンしてしまうので、

残したい部分をマスクします。(下の画像右上の赤いところです。)

 

いよいよ完成に近づいてきましたね♪

最後にトドメの1発。これまで作った画像を1つのレイヤーにして

それをコピーしたレイヤーを重ねて「オーバーレイ」でブレンド。

このオーバーレイしたレイヤーも、

深く沈みすぎた部分を黒やグレーでマスクして元に戻していくと、

色もキレイに再現されたHDRが完成します。

 

いかがでしたでしょうか。

このPhotomatix と Topaz Simplify を使ったHDRの色付け工程、

途中で、色んな方向に変化させることができるので

系統づけて整理していくと、夏休みの自由研究にいいかも♪

 

出力した画像をカンペにして、絵画の宿題を仕上げるのも

良いかもしれません。(*ノω・*)テヘ

 

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